子どもの気持ちがわからない?簡単なコツを実践すると、親と子が互いに理解しあえて良好な関係を築けます!

子供の気持ちがわからない親

子どもの気持ちがわからない親なのかなと不安に感じたり、子どもへ上手に親の思いを伝える方法を知りたいと思ったことはありませんか?
この記事を読むことで、親子関係が改善し子どもの気持ちをよく理解できるようになる上に、親の伝えたいことを子どもに受け入れてもらうことができるようになりますよ。

目次

気持ちを理解する最重要ポイントは子どもの考えを聞くこと

子どもの気持ちを理解するためには、子どもが何を考えているのかを知ることが大事です。
頭の中を覗ければ良いのですが、残念ながらそんな方法はありませんよね。
そこで、何ができるのかといえば、子どもと会話を積極的にして、良く聞くことです。

このとき、子どもに心を開いて話してもらうために、話しかけ方にも意識すべきことがあります。
それは、子どもに「親から認めてもらっている」と感じてもらうことです。

そのためには、常に子どもを肯定する言葉を意識して発することが必要です。
反対に、子どもを批判したり、価値観や人格を否定してしまうと、徐々に心を閉ざしてしまいます。
これでは、子どもの気持ちをますます理解できなくなるばかりか、いつしかまともに会話をしてくれなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
このことを意識するかしないかで、子どもとの将来的な関係性に大きく影響してきます。

それでは、もう少し具体的に有効な会話の方法について考えていきましょう。

否定的な反応が多いと子どもの本心を聞けない

あなたは、子どもと話すとき、どのくらいの集中度で会話していますか?
忙しかったり、悩み事があったりすると、つい子どもの言葉に集中できないことがあるのではないでしょうか。

そして、話を聞いているとしても、親の価値観で子どもの話す内容をジャッジ(それは良くないね、それはえらいねなど)したり、疑いのまなざしをむけたり、次からこうしたらいいんじゃない?(勝手なアドバイス)を言うなど、子どもが話しにくい雰囲気を作ってしまっていませんでしょうか。

または、子どもの話を聞いて、「皆そういうことでは怒らないようにしてるから我慢しようね」や「誰でもそういう経験はあるから、もう泣くのやめな」など、一見優しいふりをして、親の都合の良いように子どもの感情を抑制してしまっているかもしれません。
このような心ここにあらずや、子どもの言葉や気持ちを否定するような態度では、子どもが会話を楽しむことができません。
そうすると、知らず知らずのうちに子どもの本心を聞く機会を失ってしまうのです。

では、どうすればよいのでしょうか?

徹底的に聞くことで、子どもに心を開いて話してもらえる

子どもの本当の気持ちを知るためには、親の偏見を挟まずに、子どもの言葉のまま受け入れることが必要です。

大人でも、よく話を聞いてもらい、自分の言ったことを理解してもらえたと感じたとき、嬉しくありませんか?
状況を劇的に改善するアドバイスなんてなかったとしてもです。

何も大げさな相槌や気の利いたリアクションはいりません。
ただ、子どもの話に全神経を集中させて、否定せずに受け止めてあげればよいのです。

たとえちょっと口を挟みたくなるような出来事であっても、子どもが満足するまで徹底的に聞いてあげることが、子どもの気持ちを肯定して心を開いてもらう最良の方法なのです。

話を聞いてもらえる子どもは自分のことも親のことも好きになる

子どもは親に話を聞いてもらえることにより、「自分はここにいてもいいんだ!」という安心感を得ることができます。

すると、喜怒哀楽を必要以上に抑制しなくてすみ、ありのままの自分を表現するようになります。
そして、この自分の感情や問題点と向き合うことができ、親の力を借りることなく、自分で自分のことを解決できるように考える余裕ができるのです。
最終的に、悲しみや怒りの感情の上手な処理方法を学んでいき、自分の気持ちを整理できるので、自分で自分を肯定することができるようになります。
この自己肯定感は幼少期は特に大事で、自分のことを好きになり、失敗を恐れずに様々な事に挑戦する気持ちの基礎となります。

加えて、親が話を聞くことで、子どもが自分を好きになるだけでなく、親のことも好きになってくれます。
これは、様々な研究から明らかにされていることであり、「この人なら絶対に私の味方でいてくれる!」という絶対的な信頼を獲得でき、良好な親子関係を維持できるのです。
親子関係が良ければ、各種教育を子どもがやる気になってくれる可能性が高まりますし、知識を吸収しやすい柔らかい頭脳を作ることができますよ。

続いて、話すときの姿勢やポイントについてご説明いたします。

会話をするときのポイント

子どもは独立した尊敬すべき一人の人間として接する

ここからは、どのように話を聞いたら良いのかを具体的に書いていきますが、全てに共通する前提条件があります。
それは、子どもを一人の人間として、尊敬しつつ接することです。
子どもだからと決して見下してはならず、自分自信の考えや思いを持つ独立した人間として、大事にする気持ちをもって接するようにしましょう。

話すときの姿勢と態度(SOLER原則)

子どもと話すときに限った話ではありませんが、話すときの姿勢や態度によって、相手の言葉をきちんと興味を持って聞く気がありますよ、ということを示すことができます。
これはアメリカの心理学者のイーガンにより提唱されたSOLER原則という基本動作に集約されます。
SOLERとは、次の英単語の頭文字をとった言葉です。

  • S=Square(正面):話し手の正面に座る
  • O=Open(開けた姿勢):手遊びをせず、足や腕を組まない
  • L=Lean(もたれる):相手に体を傾けて、若干前のめりになるくらいで聞く
  • E=Eyecontact(視線):目を合わせて話す
  • R=Relax(リラックス):気持ちを落ち着かせて話を聞く

SOLER原則は大人同士で話すときにも使えるテクニックであり、このような態度で会話をすると、信頼できる人という評価を得ることができます。
反対に、この姿勢をとらず、適当に話を聞いていると、子どもは話しをちゃんと聞いてくれないなら、あんまり話したくないかも、、、と会話に消極的になってしまいます。
意識すれば簡単にできることですので、是非実践してみましょう。

話を反復・要約しながら整理してあげよう

子どもの話は真剣にかつ同じ土俵で聞いてあげましょう。
そして、子どもの考えや問題点を反復(相手の言葉を繰り返す)したり、言い換えたりすることで、”きちんと話を理解しているよ”ということが伝わるようにしましょう。

このとき、親は自分の考えや意見を子どもに言ったり、評価、正論、助言や頑張れ!など激励の言葉もかけるべきではありません。
あくまでも、ただ相手の言葉を聞き、反復・言い換えと、時には内容を要約してあげることで、あなたの話をよく聞いて理解していますよ、という姿勢を示すことに努めましょう。

こうすることで、親子間に信頼関係が生まれ、子どもが心を開いて、積極的に色々な事を伝えてくれるようになります。
子どもに何か言いたい・伝えたいことがある場合は、子どもが話し終わってからにしましょうね。

子どもとの関係を悪化させてしまう会話習慣

ここまでは、子どもと良好な関係を築き、心を開いて話してもらう方法をご説明してきました。
反対に、どのような会話習慣が子どもとの関係性を悪化させてしまうのかも確認しておきましょう。

基本的に、自分が子どもの立場になったとして、されて嫌なことはしないようにしましょう。
具体的には、次の6つの視点に分けられます。

  1. 能力の否定「どうしてそんなこともできないのかしら」「何度言ったらわかるの?」
  2. 責任の押しつけ「それは先に言ってよ!」「着替えるのが遅いから遅刻したじゃない!」
  3. 罰を与える「そんなことをするならおもちゃは全部捨てます」「…(無視)」
  4. 脅す「我慢できないなら、もう一緒に遊んであげないよ」「大人しくしないと、ママ怒るよ」
  5. 価値観の否定「そんなことで泣くなんて、ちょっと変よ」
  6. ご褒美でコントロール「今日はとってもえらかったから、おもちゃ買ってあげるね」

自分が子どもの立場になったとして、親から言われたら嫌なことばかりですね。
でも、親の立場からすると、つい言いたくなってしまうこともありますよね。

例えば、子どもがコップを倒してしまったとき、次の様に言ってしまいそうになりませんでしょうか。
「なんであなたはいつも倒すのよ(能力の否定)。私の服まで濡れちゃったじゃない(責任の押しつけ)!次やったらママ嫌いになるからね(脅し)。」

なかなか辛辣な言葉ではありますが、忙しかったり、悩みがあるときなどには言ってしまうかもしれませんね。

以上の子どもとの関係性を悪化させてしまう言葉は、どれも子どもを親の思うとおりにコントロールしたいという考えから来ています。
かっとなって否定的な言葉を言ってしまいそうになった時は、子どもは独立した一人の尊敬すべき人間であることを思い出し、思いやりをもって接していただければと思います。

そうすることで、良好な親子関係を維持することができ、子どもがすくすくと健全に成長していくことでしょう。

どのように叱ったり褒めたりしたら良いのかは、こちらの記事にまとめていますので是非ご覧ください。

まとめ

親子が互いの気持ちを理解して、良好な関係を築いていくためのポイントを理解できましたでしょうか。
大事なのは、子どもを一人の人間として尊重し、親の都合や判断を押し付けずに話をよく聞くということでした。
会話の際は、話の聞き方にも注意を払い、子どもに好かれる親を目指しましょう!
大好きな親の言うことは子どもも聞いてくれやすくなります。
子どもに何か言いたいときは、必ず子どもの気持ちを確かめてからにしましょう。

目次